« 凱旋門賞を前にして | トップページ | 叩き合い! »

2006年10月 2日 (月)

凱旋門賞が終わって、いろいろと。

ディープは3着だった。レース前の盛り上がりから負けたらどうするんだ?なんて思ったけど思ったほど盛り下がった感もなく(私だけかな?)安心した。
そうよ、レース結果を受け入れるのが競馬なんだし、ディープと周りの方々お疲れ様でした!
池江先生はトレセンに帰るまでの間、心身ともに疲れてずっと寝ていたと新聞に出ていた。ふと忘れてしまうけど、周りの方々は想像もつかないような苦労をされていたんだよなぁ…。

以下、思いついたことをぼちぼち書きとめていたので脈絡ないディープと凱旋門賞の話。

レースの前に書きそびれたこと。日曜の1R、1700勝を達成した横山典弘騎手がその表彰式で、ディープを応援して…という話をしていたのに感動した。典さんの海外遠征にはいい思い出はないはず…ローレルも乗り換わってしまったし。
競馬場で途中から見たのでなんでディープの話になったのかわからなかった。家に戻ってからビデオを見ると、「これからの夢を。」と聞かれて、ディープを応援してください、と答えていたのね…。真剣なまなざしでディープの話をしていた。
もしかすると自分の夢を話すのが照れくさかったからなのかな(^o^) でもかっこよかった。

フォア賞3着で気になっていた牝馬プライドも2着!すごいよ~。3.5キロ差のレイルリンクの話題が多くでるけれど、プライドは1.5キロ差なわけだし。しかもJCに来るとのこと、嬉しい\(^o^)/名前がいいよなぁ。
そしてレイルリンクを管理するトップトレーナーファーブル調教師がディープをマークしていたということが嬉しい!ラビットを出さなかったのも作戦なのね?ディープの強さ、わかる人はわかるんだねぇ~なんて。

いろいろとブログを見ていて中で一番気に入ったことば。
『ホースニュース馬』辻三蔵の辻説法さんより。
「ディープインパクトは今までマスコミに作られた英雄だった。しかし、世界で負けた悔しさを共有することで国民的英雄になった。今日からディープ伝説第2章が始まる。私は10月2日を決して忘れない。」

凱旋門賞に関連したビデオを整理していたけど、ディープの今までのレースだけを流していたのが一番面白かったような。言葉はいらない。彼のレースだけで…。

本番の前に一回使ったら…なんてレース前も最後の直線でも思ったけれど、ローレルのことがいつも頭にある私は怖くて…。海外遠征はすべてひっくるめて難しいことなんだ。
レース中のまだ!と言う声。誰だろうと思ったけど岡部さんよね…(;_;)

そしてピカレスクコート2着えらい~。彼こそここが合っていたのね。

谷川直子さんのブログによると、私の大好きな今井先生がカメラマンベストの1番をつけていたと。さすが、こちらも世界の今井先生!!

レースが終わったから言うようでなんなんだけど、去年はずっと、来年はBCに行って「サンデーの最高傑作がこの馬だぞ!」というのを見せ付けてほしいなーと思っていたので、海外の目標が凱旋門賞というのに少し違和感を覚えた。別にキングジョージでもBCでもドバイでもと思っていたけど、報道されるほど凱旋門賞の価値ってそんなに突出してたっけ?ってそりゃもちろん否定するわけではないし、私も一番かなと思うけど…
SSの仔だからなのか、私の中ではどうもヨーロッパとディープがつながらなかった。東京とか阪神、福島が得意な大ジャンパーが中山大障害でどうか、みたいな(たとえとしてはなんですがニュアンスは伝わるかと(^_^;))
それでも挑戦するべきレースなのよね。レースにちゃんと出走して、3着にまで来たことが素晴らしい。さすがディープ、なのだ。
直線ちょっとだけレイルリンクを差し返した強さ、日本人の競馬に対する思い…。それはロンシャンに伝わったんだろう。

この人競馬好きだったのかーというやたら詳しげなコメント笑える。競馬ファンの一言かい!篠塚に淡口、私の好きな木田まで…(笑)
佐藤藍子は「競馬場の達人」でもあなたは私の周りにいる競馬友達かいと普通の競馬好きぶりに驚いたけど、ほんと馬友達がタレントだったみたいなコメントだなぁ…

そして、いくつか記事見て気になったことをこっそりと一番下に。
ハルウララが英雄になった時に疑問を抱いていたところでディープが出てきてほっとした。とか。エスケープハッチがいるけどアラブだし、とか。コスモバルクも海外で勝ったけどレースの格が違う、とか。
それがなんなんだろう。競馬の何を見て楽しんでいるんだろう?
私は競馬に対してそんな見方はしたくない。みんなすごいのだ。そのことを少しずつ吸収して楽しみたいのだ。

« 凱旋門賞を前にして | トップページ | 叩き合い! »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 凱旋門賞が終わって、いろいろと。:

« 凱旋門賞を前にして | トップページ | 叩き合い! »

ばん馬のいる風景

プロフィール

  • ゆかです。北海道在住。いろんな馬に会うことが好き。 ばんえいは「ばん馬のいる風景」、ホッカイドウ競馬は「つぶ串ひとつ」というブログで書いてます。それ以外の馬ネタの行き先がここ。 TwitterとInstagramは@primoordine。地元紙記者、競馬ライター・カメラマン。小久保(斎藤)友香の名前で出ています

つぶ串ひとつ

Route235

無料ブログはココログ