ある馬主さんの話
ある馬主さんに、ある馬の権利が移った。正式には「戻った」。
「あの人は金にうるさいみたいだからねぇ。」そんな陰口を聞いて、心配になった。
でも、その馬に会いに行ったという、大の馬好きさんからの話を聞くとちょっと違う。
心から自分の馬を愛している。馬が中心、というより馬が先。
確かに、馬に接しているときの雰囲気や、なによりもその方自身が動物っぽいところ(?)を思うと、そうなんだと思う。
馬の世界では、金の話をして、ちょっとワルぶってるのかもしれない。実際、金銭のやりくりが上手ではないのかもしれない。
そんな不器用さも、その方らしい。