スーパークリーク
競馬についてふと思うことはあれど、ためこんであとでブログに書こうと思っていた。
それは無理だ。
ということで、今思いだしたので書くことにしよう。いつまで続くかな。
スーパークリークは現役時代を見ていない。話を聞いたことしかない。武豊のスペシャルぶりが当たり前になったころに競馬をはじめた私に、「武豊を育てたのはスーパークリークだ」と何度も聞かされていた。
私が会ったのは日高SS。種馬のパドック、その後はアテ馬のパドックで。
スーパークリークは、牝馬の通るスペースの横にある小さなパドックで、澄んだ瞳で遠くを見、すっくと立っていた。
あまりに堂々としていて、アテ馬に偏見を持っていた私は反省した。今の状況でやれることをやる。さすが、武豊を育てたスーパークリークだ。そう思って尊敬していた。
晩年は会いに行ってなかったけれど、きっと、最後まで誇りを失うことなく、あの瞳で立っていたのだと思う。