南部駒賞
南部駒賞は、いつもホッカイドウ競馬が終わったあとに、道営馬強いだろーいえーいといって嬉しがるレース?だった。
今年はレース前に岩手側のTwitterで、見てろよベストマイヒーローの強さ、というようなツイートがあったりして、岩手vs道営のガチンコにいつも以上にわくわくしていた。道営開催中だったけれど。
結果はベストマイヒーローの勝利。それでも、参りました、岩手もすごい!と思えたことが楽しかった。岩手と道営が、こうやってライバルとしてお互い強くなっていけばいい。がんばれ岩手競馬。
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南部駒賞は、いつもホッカイドウ競馬が終わったあとに、道営馬強いだろーいえーいといって嬉しがるレース?だった。
今年はレース前に岩手側のTwitterで、見てろよベストマイヒーローの強さ、というようなツイートがあったりして、岩手vs道営のガチンコにいつも以上にわくわくしていた。道営開催中だったけれど。
結果はベストマイヒーローの勝利。それでも、参りました、岩手もすごい!と思えたことが楽しかった。岩手と道営が、こうやってライバルとしてお互い強くなっていけばいい。がんばれ岩手競馬。
さっきの題名、「ご挨拶」じゃ、挨拶書いてるみたいだ。反省。でも直さないどこ。
今更カノヤザクラについて。書くタイミング失ってしまった。
最近はすっかり中央競馬もご無沙汰で、中央のオープン馬も正直わけがわからない。チェックしようって意識はあるんだけど。時間の問題以前に、記憶力が落ちてるっていうのが一番の理由かも。ううう。
それでもカノヤザクラが亡くなったことはとてもとても、悲しかった。
すごいファンというわけではなかった。でもずうっと、この馬ってきっとファンが多いんだろう、昔いた、あんなタイプの馬だろうなぁ(ファンからの見られ方)と、自分が中央競馬をいっぱい見ていることのことを思い出して、懐かしんでいた。
ファンの悲しみが想像できてしまう。そのことが悲しくさせた。そんな、初めての経験だった。
書きたいなぁと思うことをためこんで、流してしまう癖がついてる。書く必要もないのだろうけど、なんとなくもったいないので、思い出してはちょこちょこと、書いてみる。
そのうちの一つ。
以前、久しぶりに、日曜以外の朝に浦河にいたのでBTCの見学をした。(日曜は馬もいないし一般見学中止)。好きな馬も調教してるっていうし。
馬上の人だらけの中、モコモコ着こんでカメラを持った女はあきらかに浮く。私の存在が馬を驚かせやしないか。電信柱に隠れたり(隠れられないつーの)。しょっぱなから、Yステーブルの大行列とかがやってきてかなり焦る。
それでも、名馬を育成し続けてきた大牧場の従業員たちはこんにちはーと挨拶をしてくれる。外国人もニコニコ笑顔でカメラに向かってポーズを取る。ちょっとしたそんな挨拶は、かなり異端なわたしを安心させてくれる。
雪原の馬、屋内馬場での息づかい。やはりこの場所はかっこいい。若い人たちも多くて、夢が溢れてる場所。
「競馬の世界でかっこいい場所」投票があれば、わたしはまっ先に、育成牧場をあげたいと思っている。
バックに日高山脈が入るシチュエーションで、馬が4頭調教を終えて歩いてきた。カメラを構えて「写真撮らせてください」と言うと、「いいですよー」と言ったあと、私に馬を近づけて「なでていいですよ」と言った。
戦いの場で、ファンはいつも立場が低い。スタンドやパドック以外に居場所はない。
そんな中、丁寧に対応してくれる関係者の人たちに出会うと本当にうれしい。
最近はそれだけではない。
偉そうな言い方になるけれど、ビジネス上自分が見て考えてきたことを競馬の世界にも重ねることが多い。競馬をサービス業であるとすれば(私はその一面も多分にあると思っているけれど)。このような会社は成功するんだろうな、と思う。
おとなしい馬で「古馬ですか」と聞くと「2歳です」という。堂々とした2歳だ。がんばんなさいよー、とひと撫でしてお礼を言った。
BTCは帽子の色で牧場がわかる。あとで調べると、やはり成績を挙げている牧場だった。トレーニングセールで全部売れたとかだったかなぁ。
結果を残すところって、素人目に見てもすごいなぁと思わせるんだ。
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おまけ話。
このあとに私の応援馬が2頭、調教に出かけた。よくこの牧場にはお邪魔させていただくけれど、乗り役さんは初めて会う、日本語の上手な欧米人。「いつからいますか?初めて会いましたよねー」と聞くと、明るいRさんは「僕と後ろの○○は5年いるよ~」という。後ろの物静かな彼は東南アジア系に見える。
「お二人はどちらの国から来たんですか?」
「オーストラリア。」というRさん。後ろの彼はまだだまっている。
「あなたは?」
「……えっ、俺…?北海道。」
Rさんが言った○○という名前は、聞こえようによっては外国人っぽく聞こえる名前だった。っていうか○○君、以前にも会ったことあるじゃーーーん。ごめんねーーー(汗)
この話を共通の友人にすると、○○もゆかさんに挨拶すればいいのにねぇ、おとなしい○○らしいねぇ~~と爆笑していた。まぁそれだけなんですが。