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2011年3月 5日 (土)

Happy People make Happy Horse

つぶ串に書こうと思いながら、まとまらない。
ただでさえ、幕の問題で怒りが爆発してしまった。これ以上、というのはちょっと。

ホッカイドウ競馬運営委員に公募で申し込み、2年間の任期を終えた。年に3~4回と回数は少なかったけれど、存続が決まる前の微妙な時期で、言いたい意見を我慢した時もあった。存続決定後はかなり自由に勝手なことを言わせてもらっていた。それでもディベート能力の低さに落ち込むばかりだった。

書きたいことは2つある。そのうちのひとつ。

提言のひとつが「厩務員や騎手の労働条件についてのサポート」。
素案を読むと、レースの計画は見えてくるけれど、どこにも競馬場で働く人たちのことが出てこない。
騎手イベントの話になると、いつも騎手は忙しすぎるから時間が取れないという。
忙しすぎて、モチベーションが下がるようなことになれば本末転倒だし。
引退した騎手が大手牧場に流れてしまうのも寂しいし。
馬を相手にしているからなかなか休めないだろうけど、給料は仕方がないにしろ、他の部分で、福利厚生とか、労働条件が恵まれていれば。
どこの会社も、まずは人だと思う。人が幸せなら、競馬もうまくいくんじゃないかと思う。

質問をしたところ、担当である公社の方が答えた。
「騎手や厩務員の雇用については、責任は調教師ですから。うちは関係ありません」

いやぁ、そうだけどさぁ~~~~~。

時間もなく、次の言葉が出てこなくって終了してしまった。ああ、冷静に突っ込む能力がない自分……
それを監督していただきたかったのだけど。
会議が終わってから「人は入れないとね~」とは言ってたけど。
重要なのは、どうすれば人が入るのかなぁ、ってことであって。
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また、素案に「高い調教能力を活かして2歳馬を入れて…」って書かれていたので、
わかってはいるけど素案に出すのはいかがにものかと「この自信はどこから来るんでしょう」と聞いてみた。
「南関東やJRAで2歳馬が好成績をあげています」というような答えで。

それはそうだけど、こんなに堂々と載せてしまっていいのかな?
道営の厩舎でも頑張って勉強しているのだろうけど、後期育成については各育成牧場だって、力をめきめきつけている。言い切ってしまうのがなんか怖い。

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こんなことで、不信感がある中の幕事件。
みんな幸せでいれるんだろうか。心配ばかり。
それを上手に伝えられる自信も今の自分にはなく。

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ばん馬のいる風景

プロフィール

  • ゆかです。北海道在住。いろんな馬に会うことが好き。 ばんえいは「ばん馬のいる風景」、ホッカイドウ競馬は「つぶ串ひとつ」というブログで書いてます。それ以外の馬ネタの行き先がここ。 TwitterとInstagramは@primoordine。地元紙記者、競馬ライター・カメラマン。小久保(斎藤)友香の名前で出ています

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