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2013年3月22日 (金)

福山競馬のこと その1

24日、ばんえい記念が行われる日が福山競馬の最終日だ。

私、福山競馬に行ったときのことをアップしていないみたい。かろうじてつぶ串に。

それは2007年1月。ばんえいの存続が決まってすぐのことだった。荷物預け所のおばちゃんに北海道から来たというと、「ばんえい!!どうなった?みんなで署名集めたのよ」と言ってくれた。
なにもできなくて、ごめんなさい。

この辺りの食事はすべて美味しかった。北海道って食べ物が美味しいところだなんて思っていたけど、とんでもない。魚は小さいけれど、だからこそなのか、風味があってとにかく美味だった。
カメラを持って食堂に入ると、たむろしているおじちゃんたちに珍しがられた。人がいい。すてきな場所だった。

この時、生牡蠣は提供していなくて食べられなかった。競馬場の人に「また、牡蠣食べにきますね」と言ったのに、結局、行けなかった。

わたしがいいなぁ、と思ったところはなくなっていくんだ。切ないよ。

いろいろ思うところはあるので、また書きます。

2013年3月14日 (木)

ザカリヤのこと

ザカリヤが亡くなった。

ボヘミアンカバリエを好きになって、伊達秀和オーナーのことを調べていたら、持ち馬の名前がみんなすてきだった。意味を一頭一頭調べていった。
ザカリヤは、新約聖書に登場する、ヨハネの父である祭司の名前。高齢でありながら使いがきて、子に恵まれるという。きっと、ザカリヤは種牡馬になって、活躍してくれるんだと思っていた。

そして、勝ち進んでNZTで勝利。この頃はプリモディーネとかフィガロとか、伊達オーナーの馬がいっぱい活躍していた。その後種牡馬になって、少ない産駒の中からも活躍馬を出して、数年で種牡馬を引退した。残念だけど、この時代では仕方がない。でもその馬名から夢をみて、産駒が走っているのを見られたことが楽しかった。
昨年、ホースガーデンしらおいに会いにいった。頭の良さそうな顔で、懐っこく近くに来てくれたのがうれしかった。
その時の写真はここ。
http://tategami.way-nifty.com/blog/2012/11/post-7ee5.html
こことかこことか里親さんとか

2着だったNHKマイルCで優勝したシンボリインディのことを、ザカリヤが走るたびに一緒に思い出していた。ライバルのシンボリインディもすてきな馬で、亡くなったことが悲しくて、ずっと引きずっていたな。

17歳か。心臓まひなら、そんなに苦しまなかっただろうか。幸せな一生だったかな。今までありがとう。ゆっくりおやすみ。

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ばん馬のいる風景

プロフィール

  • ゆかです。北海道在住。いろんな馬に会うことが好き。 ばんえいは「ばん馬のいる風景」、ホッカイドウ競馬は「つぶ串ひとつ」というブログで書いてます。それ以外の馬ネタの行き先がここ。 TwitterとInstagramは@primoordine。地元紙記者、競馬ライター・カメラマン。小久保(斎藤)友香の名前で出ています

つぶ串ひとつ

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