セカンド・チャンス
最近、野球づいている。
いろいろと思い出していたら、野球ネタが周りからやってくる。そんな偶然が多い。
そのことと直接関係はないのだけど、Numberの清原特集を読んだ。
いろいろ感じる中、印象に残ったのがダルビッシュの話。
アメリカでは「セカンド・チャンス」が一般的で、何かやってしまった元選手にも新たな道が拓かれている、という。
そういうことを堂々と言えるダルビッシュすごい! さすが元ファイターズ!!
ダルビッシュのコメントにはいつもはっとさせられる。すごい選手だと思う。
今でもふと、田原成貴のことを思い出す。あれだけかっこいい騎手の記憶が、歴史が、ないことにさせられるたびに悔しく思う。
競馬の場合は野球や他のスポーツと違ってギャンブルだから特に復帰は難しいだろう。
それでも、病んでしまったヒーローをサポートすることはできないのだろうか。
あれだけ競馬に貢献した人を守ってあげられないのか。
ダルビッシュも触れていたけど、日本は一度の失敗に厳しすぎるように思う。
だから過去の出来事を掘り起こして人を潰すことができてしまうのだろう。掘り起こすことに躍起になってしまうのだろう。
私は好きな俳優や歌手が、覚醒剤や暴行事件で話題になることが多い。自分を追い込んでしまうタイプが好きなのかなぁ。狂気じみた演技や深い曲に魅力を感じるからか。
やったことは悪い。でも、憧れたものが去り、歴史さえも残らない。
大声ではいえないけど、そのことがとても寂しい。
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