競馬最強の法則
「競馬最強の法則」が休刊するという。残念だ。
人や馬の記事は丁寧で胸を打つものが多かった。写真も雑誌に合わせた独特の雰囲気が好きだった。
ギャンブラーへのリスペクトも感じられて、きちんとした博打の世界があった。
「地獄の早耳」のようなゴシップ記事も、最近はこの雑誌くらいでしか見ない。ネットの噂話なんかより、紙媒体に載せることの覚悟と裏取りがどれだけ重いか。ほんと、うそ、ということよりもそこには責任がある。
競馬がギャンブルであることを根底に、そこにある人間模様を描く。
私が目標としているものがあった。
河村清明さんもブログで書いている。
「競馬メディアのこの先が、ますます心配になってきた。」
私も全く同じ思いだ。