ローレル一周忌
前回の投稿()の通り、自分の誕生日が好きな馬の命日になってしまい、今年の1月に一周忌を迎えた。
新和牧場にあったサクラローレルの墓は、秋に桜舞馬公園に移転した。ちなみにオーマイホースパークって読むんだよ!
コロナ禍で移せるかどうかわからないとの話もあったが、母ローラローラやホクトオー、チトセオーなどからは離れ、多くの人が行けるところへ移った。
牧場でお墓参りをして、元気な功労馬たちに会う、という長年の流れがローレルではできないことが少しさみしくもあるけれど、牧場を見学できる時に公園にも行ければそれでいいのだ。
さて、花を贈ろうと思って悩んだ。今、墓は牧場にないのだ。牧場に問い合わせると当日は線香をあげるとのことで、それならばと牧場宛に送らせていただくことにした。少し前に大雪が降ったので公園の墓が埋まっているかも。と見て来てくださり、墓の周りを雪かきをしたあとの写真まで送っていただいた。
「命日に花を贈る」ということについて、思い出していた。
競馬場で命を落とした馬の命日に、「馬頭観音にお供えください」としばらく競馬場宛に花を贈っていたことがある。
JRAの職員の方は、毎回ではないけれど「きちんと供えておきましたので」と、わざわざ電話をくださった。さすがだなぁ。
広い広いJRAの競馬場の、事務所から馬頭までの道のりを思うと恐縮した。って、実はまだ行ったことのない阪神で、近いのか遠いのかも知らないけど。まぁ距離じゃないよね。
そして想像しようにも、どこにどのような馬頭さんがあるのかわからないままだった。
花を贈る馬が増えたこともあり、このような時は何年かで区切りをつけよう、と決めた。この時って7年だったか10年だったか…。改修で命日に贈れなかったことが区切りになったんだったか。忘れてしまいごめん…
自分が命日に行けないと、迷惑をかけてしまう気がして、悩ましい。
それでもこの日じゃないと、自分の心の中の何かが落ち着かない。
ファンにとっての馬の命日ってそういうものだと思う。いまだに対処の仕方がわからない。