2016年12月26日 (月)

武一族のすごさ

武豊の騎乗技術が素晴らしいのは、私が今更言うまでもない。
私が、武豊が一番すごいと思っているのは、競馬以外の人に話題をふられたときのアドリブのギャグだ。
競馬を知らない人にもわかりやすく、笑わせる。こういうのをウイットというんだな、と思う。
聞くたびに、笑うより先にうまい、とうなる。
一番面白いと思う。

一番と書いておいて、それより面白いと思ったのが武邦彦だった。
何かのバラエティーでテレビに出てきたとき(栗東を訪れていた)、死ぬほど笑った。
内容は忘れてしまったのだけど、腹抱えて笑った。
それからは真面目な姿しか見ることがなかったのが残念だ。

幸四郎も面白いけれど、今のところは一般的な面白さ?で、周りをなごませているように思う。
もちろん、武一族の笑いの血筋は受け継いでいる。
調教師になったからには、武豊を超え、武邦ばりの面白トークを届けて欲しい。

2016年7月 4日 (月)

特別な2頭のこと

思い出のある馬たちのしらせを立て続けに聞いた。

マーベラスサンデーのこと。

初めて札幌競馬場に行った日は、まだ、札幌記念が天皇賞の前哨戦と位置づけられていなかった頃だ。
札幌記念にすごい馬が来ると聞き、人混みの中から見た馬は、遠くからでも筋肉の割れ目がはっきりと見え、馬体は黄金に輝き、ひと目見ただけで体に震えがきた。これこそ「ズキュン」という衝撃。本物のサラブレッドとはこういうものなんだ。と教えてくれた。唯一知っていた騎手、武豊を鞍上に1着でゴールを駆け抜けた。
それから、私はサクラローレルのファンになった。この2頭が3強として闘う日が来るとは思ってもみなかった。

ローマンエンパイアのこと。

「子どもが凱旋門賞を勝つのが夢。」
凱旋門を目指したけれど、レースにも出れないままロンシャンを去ったローレルの初仔が、新馬、特別、重賞と3連勝して皐月賞に出ることになった。まさか初年度からこんな馬が出るとは……夢は見ても、競馬ファンならそのことがどんなに難しいかわかっている。しかも1番人気(最終的には2番人気)。中山で夢心地だった。惨敗して、違う意味でぼーっとしていた。その状態で最終後の騎手の集いみたいの(三輪車とか乗るやつ)見て爆笑して正気になったw のか? 何やってたか忘れたけど、腹抱えて笑った記憶だけが残っている。

2015年8月 8日 (土)

札幌競馬に行ってきたよ

墓参り後の競馬場!
今日の10Rは帯広特別。着ぐるみリッキーを見たりばんえいアピールもあるということで行ってきた。それと12R、道営馬ミラクルフラワーの応援。
11R札幌日経OPも好きなレースだ。友人の応援馬グランデスバルがいるということでパドックへ。
ほかの馬のゼッケンを見ていると…ん、ペルーサ? あのペルーサか。8歳ってことはそうなんだろうな。なんと、ペルーサが走ること知らなかったとは。
結果ペルーサの勝利で競馬場は沸きに沸いた。G1や重賞のあと、ファン総意の「よかったね」の拍手。まさかこんなシーンが札幌で見られるとは。ペルーサは好きな馬だけど、スタンドの気持ちの波についていけない私。新スタンドに慣れなくて、新しい競馬場に来たような気持ちでいる。

グランデスバルとペルーサ、誘導馬の写真です。これからこのアルバムには写真を増やす予定。
ミラクルフラワーの写真はつぶ串で。

2015年8月 3日 (月)

ガーリィなアパパネ

言葉に向き合う仕事をするようになってから、新しい言葉に敏感になってきた。正直言うと、いらっとする。
「ほっこり」なんて代表的なもの。そして「ガーリィ」ね。

60YEARS 名馬伝説」を読んだ。レースごとのコラムが載っているので、レースの書き方の参考になればと。優駿に載っていれば読んでいるはずだけど、記憶にない…読んでないというより、読んだけど頭に入っていないんだろうなぁ。いずれにせよ懐かしくいろんな思いが去来。
その中で、アパパネを「ガーリィ」と表現したのが谷川直子さん。それが、文章の流れではあまりにアパパネにぴったりで、「すごい」と思った。
ここでガーリィ使っちゃうんだ。

四月は少しつめたくて」を読んで、やっぱり私は直子さんの文章が好きだなーと思った。
競馬エッセイのときからとても女子っぽくって、自分とは全く違うけれど、文章がうまいなぁと読みいってしまう。
一番好きなのは「ゆうべ不思議な夢を見た」。ギャロップの名馬100に載っていたもので、一つ一つのストーリーが、そのサラブレッドがモチーフになっている。直接馬名は出ないけれど、どこかで馬のイメージと重なるのだ。
当時、競馬をしっかり見ていて馬の特徴を把握していたからなんだろうけど。

愛とリスペクトを持って、どうその馬を表現するか。いっぱい引き出しがほしいなぁ。

2015年2月27日 (金)

49年早生まれ

人口の割に、同級生にあたる年代の騎手はそう多くない。
その少ない中の1人が後藤騎手だった。昭和49年早生まれ。勝手にシンパシーを感じていた。
一番それを強く感じたのは、29歳の時だった。
20代のうちしかできないことがある。ちょっと羽目を外したり、思い切ってみたり。
そう思い始めていたときに、29歳の後藤騎手はテレビに向かってはしゃいでいた。
それが、30になるとぱったりと止まった。「最近は後藤も前ほど変なことしなくなったね」と言われていたけれど、私は、これは30になったけじめなのかな、と思っていた。いつか会って、いろいろと話すことができたら、この話をしてみたい。そう思っていたけれど、そのチャンスは永遠になくなってしまった。
何かしてしまうんじゃないか、という怖さはあった。でも、そんな危うさを持った騎手なんていっぱいいる。まさかこのタイミングで、死ぬなんて。
いろいろなことを思い出すたびに、辛くて、考えこんでしまう。

2014年7月27日 (日)

新生札幌競馬

新生札幌競馬場に行ってきました。初日なので私が行くのは当たり前といえば当たり前なのですが。
違う競馬場に来たみたい。そういや私は、札幌競馬場の気持ちいい場所も穴場も写真スポットも、ほぼ把握した状態でここ数年楽しんでいた。これからは以前のように通えるわけでもないから、そのような楽しみ方に辿り着くまでにはどのくらいの時間が必要なのだろう。
と、その先をとてつもなく長く想像してしまうくらい、場内をほとんど歩けなかった今日の混みようと雨。ほんと残念だったなーー。晴れるとめちゃくちゃ気持ちいいスポットがたくさんあるのだと思う。
某競馬場のように改悪ではないことにほっとした、むしろいい感じかも。ただ、雨に弱いのかもしれない。それを露呈しちゃったのかと思う残念な天気でした。誰だ雨男or女!
どちらにしろ、私の札幌競馬というのは以前の競馬場で終わってしまったのだと思う。

以下、昨日の時点で気づいたことをちくちく小言(笑)

・パドックは改修前の函館を思い出す感じ。パドック写真を撮る人にとっては、適した場所が少ないから争奪戦になりそうなのがちょっと嫌だなー。内のラチのせいで応援幕がかぶってしまうのがちょっとかわいそう。
・ゴール前はスタンド側の芝生部分がコースより少し高くなった。ここも函館ぽい高さ。だから、今までみたいにラチやカメラマンがかぶることはない。どんな人でもラチ沿いにくれば写真は撮れる感じ。ゴール前写真を撮る人にとってはいいのかもしれないけど、争奪戦がいやだなー。札幌は写真を撮る人も少ないから場所取りする人なんて地元には少なかったんだぞー。悪い文化を持ち込まないでほしい……(ぶつぶつ)
ラチやカメラマンの間を縫ってなんとか撮ってた以前の高さも、下からの迫力ある写真を撮れるから結構よかったのかもしれない。レース前、ラチ沿いに来てくれる騎手がいて、その馬を見上げるのが好きだったなー。今度は私がしゃがみます(?)
・全体的に建物が低くなって、開けている感がある!
・ウイナは函館と同じ感じ。口取りは、今だけなのか、スタンドを背景にして撮るから馬がお尻を向いてしまう(^_^;) 声をかけにくい距離なのも函館と同じ。函館よりはちょっと近いかなぁ。
・食べ物屋さんは以前のがほとんど残っているのがうれしい。チェーンが入ったりしてないのに好感。もちろんホルモンも健在。ロングショットは売店になった。豚バラ丼うまい。ホタテ炊き込みご飯気になる。HEROSも健在。以前からメニューにはないコーヒーフロートをいつも頼んでいて、新しく加えてもらえるかと思っていたけどなかった。早速頼んで新しいバイトの兄ちゃん困らせちゃったけどね。すまぬ。
・スタンドは、雨が降ると下の段がかなり濡れてしまう。雨降ると辛いわー残念。開催日は晴れてほしいなぁ。スニーカーびしょびしょ。ただ、1箇所雨に濡れない芝生部分という穴場があった(笑)
・2階から、チロリン(道路向こうの厩舎地区)がちょっと見える。馬も見えるかな~
・パドックと馬場の行き来が辛い…というか、以前が行き来しやすすぎたんだよなぁ。他場と同じになったというか。

また行くたびに突っ込みます。

写真は、雨ひでーという感じ。誘導馬のマイネルレーニアやメジロサンドラの仔サンドラバローズ、場所撮りしなくても埓沿いにくればある程度のゴール前が撮れるようになったということで、新馬戦キャンディーハウス。

なくなるときのブログを改めて読みなおしてみる!
http://tategami.way-nifty.com/blog/2012/10/post-0add.html

2013年10月23日 (水)

今年も凱旋門賞の季節

下書きに入れたままずっとアップしそこねてました。
ということでいまさら凱旋門賞の話。


凱旋門賞のたびに、ローレルのことを思い出してぐちぐち言っててなんなんですが。
当時憧れていたロンシャンやシャンティに対する多数の競馬ファンの見方が、変化していることに時代の流れを感じる。これから行くとなったら日本人ぼったくられるんだろうなぁ早く行っとけばよかったかなぁとか、考えたりする。

レースの前、凱旋門賞を目指した馬、という特集をいくつか見かけた。どこにもローレルがいないことがもどかしい。前哨戦で怪我をしてレースには出られなかったけれど、目指した馬であることには変わりないのに。と言い始めたら、目指しながらもフランスまで行けなかった馬だっているだろうし、きりはないのだけど。でも、ローレルほど、フランスの雰囲気に合う馬はいないと思う。

キズナが出走して、私がローレルの仔に夢見た「親の忘れ物を取りに」ができていることがうらやましい。凱旋門賞に対する私の思いはローレルとともにある。それだけであって、世界一のレースと言い切るのは疑問に感じるし、ほかに見たい世界のレースがある。

一瞬キズナがオルフェを閉じ込めたときに、武豊が世界を舞台に活躍していたことを思い出した。日本馬仲良しレースなんじゃなくて、自分が勝つためのレースなんだという当たり前のことに気付いた。気付かされるほど、「がんばれ日本」の雰囲気に飲み込まれていた自分を恥ずかしく感じた。

私の好きなアメリカ競馬に、日本馬の参戦が少なくなったのはさみしいと思うこともあるけれど、別に日本馬が行く必要はないのだ。アメリカのすてきな競走馬たちを応援すればいいんだよな。

2013年8月31日 (土)

サクラローレルin函館競馬場

サクラローレルが引退してから、いつ札幌の種牡馬展示にローレルが来るのかと、開催前にはいつもドキドキしていた。それに値する実力、美しさ。ローレルは選ばれるべき馬だと思う。
そのうち、種牡馬展示は功労馬展示になっていた。ローレルも知らないうちに、種牡馬ではなくなっていた。

函館にローレルがくる!
想像もしていなかった。正直、もうないものだと思っていた。
ライアンと重ねる。ノリちゃんが乗ったらどうしよう。自分その場で倒れそう。

私は、競馬場でローレルを見たことがないんだった。
初めて会ったのは静内スタリオンだった。テレビで見ていたのと同じ美しさと神々しさだった。
今でもきれいで、最初に会った時よりはなつっこくて。
ただ、今年初めて背中に年齢を感じた。

いよいよ30日だ。函館で、懐かしいローレルファン友達にあった。当時より、かなり競馬がわからなくなってしまった私たち。でも、話をしていたら、あの頃の情熱が蘇ったような感じがした。
友達は幕を出した。「ローレルの幕を出せるなんて… 」彼女もはじめて競馬場で出すローレルの幕だった。
ローレルの馬体は相変わらずぴかぴかで、春に感じた背中ではなかった。若々しい。
パドックに登場したローレルは、残念ながら5本脚(>_<) 馬運車に乗ったり、違う場所に行くと、環境の変化に種付けか?!と思ってしまうらしい。あああ、残念です……
はじめてのパドック。こんな風に、レースの時に歩いていたんだろうな。昔のレースを思い出しながら見ていた。懐かしいというより、不思議な感じ。初夏の風を受け、新しくなった函館競馬場にローレルがいる。

記念撮影に当たった!!こういう時の引きの強さは自分でもすごいと思う。写真撮影を終えると、ノリさんのサインをもらった。「自分が行けなくてファンに申し訳ないから」と、何枚も、サインを用意していたらしい。ノリさん、すごい。その日のメインでラジオNIKKEI賞を勝った。8番人気、ケイアイチョウサンの馬上でにやりと見える表情が、ローレルに乗っていたころと重なった。さすがだ。そう、今日は 福島でいいんだよ。
私らはノリさんひどい、なんで福島なんだ、ライアンならくるのかな、ノリさんがいない函館なんて、とさんざん話していた。でも、ローレルのことを、ローレルファンのことを考えてくれていた。そのことがわかってちょっと泣けた。

その代わりといってはなんだけど、今日はノリさんの息子、和生騎手が来ていた。一緒に記念撮影もした。でも、正直、私たちのローレルとの思い出に和生くんはいないわけだし、そんなに似てないし。特に感慨なんてないはずだった。

ローレルにまたがった。
ノリさんの息子は、こんなに大きくなったんだ。15年が経ったのだ。
和生くん、似てるじゃん。やっぱりノリさんの息子じゃん。感慨にふけってしばらくして、我に返ったのと同じくらいのタイミングで友達が、「やばい…やばいよ…」とつぶやいた。「時を感じるよね。」同じことを考えていた。
本気でやばかった、ぐっときた。

この時、川島騎手が終始ローレルのそばにいて、携帯向けて写真を撮っていた。その後、ローレルに乗ってめちゃくちゃ嬉しそうな顔。ファンなのかな?それだけで応援したくなる笑。

懐かしい時間だった。私もその間、競馬とのつきあい方が大きく変わった。でも私の原点なのだ。すてきな一日をありがとう。

posted by (C)ゆか

どーでもいい話ですが。
ローレルを見ていたら、牧場の方に「昨日、函太郎にいたよね?」と言われた。函太郎は美味しい回転寿し。まじかー、たくさん皿重ねてたの見られてたか!気づかなかったよー!しかもローレル友達も行ってきたそうで、すごい人気函太郎。

2013年7月13日 (土)

フェイトくん

ちょっと昔の話なのだけど、フェイトフルウォーが引退した。私が応援している、伊藤伸一厩舎に初重賞をプレゼントした馬。今後は、茨城県牛久市のセグチレーシングステーブルで乗馬になるという。

セグチレーシングの場所に以前あった牧場で、好きな馬が乗馬をしていたのでわたしはよく通っていた。騎乗練習馬ということ以外に、トレセン近辺で行われていた草競馬「武田競馬」の出走馬だった。

好きな馬、カバリエは伊藤伸一厩舎の初出走、その後の初勝利の馬でもある。それから同じ場所で、初重賞の馬が乗馬になるというのに不思議な縁を感じている。フェイトくんもカバリエのように、ここで長く、幸せに過ごしてほしい。

と感慨にふけってみたけれど、ここでずっと乗馬をするのではなく、たまにある、「登録抹消時にいた牧場」が記載されているだけだったりして(^^;)
http://jra.jp/news/201306/062302.html

2013年4月23日 (火)

冥福を…

ショックなニュースがとびこんできた。
http://d.hatena.ne.jp/interactionhorseschool/20130421

以前、競馬学校に合格した小沢桃子さんの訃報だった。まだ20歳だという。
入学前にバラエティ番組に出ていた。こうやってテレビ番組に選ばれるというところからして持っているものがあるし、番組を見ただけでも、性格を含めていろいろなところが騎手向きなのだろうと感じていた。そして、ものすごく応援したくなるキャラクターだった。このご時世で、女性でありながらもJRAの競馬学校に受かる、ということはそれだけの騎乗技術もあったのだろうし。
病気で休学していると聞いて、同期が騎手になって、新たな女性の競馬学校合格者が出て。小沢さんは元気かな、とふと思い出すこともあったけど。20歳。なんでなんだろう。言葉が出ない。
なんか、斉藤すみさんとかぶるような気もする。
ただ、ご冥福を祈るだけです。天国の馬たちと思いっきり賭けてほしい…

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ばん馬のいる風景

プロフィール

  • ゆかです。北海道在住、いろんな馬に会うことが好きです。ばんえいは「ばん馬のいる風景」、ホッカイドウ競馬は「つぶ串ひとつ」というブログです。 TwitterとInstagramは@primoordineです。小久保(斎藤)友香という名前でばんえいや道営のことを書いたりしています。

つぶ串ひとつ

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