自分たちの野球
7月17日、母校の応援のため久しぶりに円山球場に行ってきた。ここのところ涼しい日が続いていたのに球場に着くと強い日差し!高校野球はこうじゃなきゃ。
ちょうど試合前ノックの時間だった。全校応援ではなさそう。それどころか応援団やチアリーダーもいない。
1日雨で順延になってしまったため、学校祭とぶつかり全校応援が中止になってしまったそうだ。テレビでは全校応援の練習を、みんなでとても楽しそうにしていただけに残念。
それに、チアリーディングの大会で優勝したというチアリーダーを見たかったなぁ。
先行は北照。2年生ピッチャー、先頭打者を三球三振に打ちとっていてびっくりした。しかもその回は三者凡退!
なかなかやるなぁーと思っていたけれど、体の大きさが、お尻の大きさが違う。2回からは気持ちいいくらいに打球が飛んでいく。ホームランを4本も打たれてしまう(大会記録)。
今年のガオカは打のチームらしいけど、北照のピッチャーに全く手が出ない。これでもエースじゃないんだよなぁ。でも早くて、力がありそう。早いのはピッチャーだけではなくて、野手の送球も。
少しずつ点を取られ、6回コールド14-0で負けてしまった。イレギュラーヒットが2本あったのがちょっとかわいそう。ランナーがかなり出ていたからでこぼこになっていたこともあるらしい。
それでも、ひるむこと、めげることなく自分たちの野球をやっていたと思う。エラーも四球もなく、丁寧にアウトを取りにいっていた。2年生ピッチャーのこれからが楽しみだ。
テレビでキャプテンが、すがすがしい顔で「全道が目標だったので、それ以上の目標をもてなかった。これからの世代に甲子園とか高い目標を持ってほしい」と言っていた。こうやって高校生のチームが成長していくんだな。
私たちの頃に比べて多くの部活が活躍しているのも、後輩たちの頑張りの積み重ねなんだな。
私たちの代の決勝戦は北照と札幌南だったことを思い出すと、南高がこのような大きな体の高校生チームと対等に戦っていたこと、本当にすごいことだ。
次の試合から2回戦。駒大苫小牧-札幌第一だったのでちょっと見ていくことにした。
ノックでは、正直駒苫はこんなもん…?という感想。それに比べ、第一のきびきびとした守備に好感を持った。
そして第一のチアガール、かっこいい!最初の第一の攻撃の時はチアの動きに見とれてしまった。今年のチアリーディング大会では、ガオカが1位で第一が2位だったので、かえすがえすもガオカのチア、見たかったなぁー。
甲子園でも注目して見てくださーい。
結果、第一が駒苫をコールドで下してそれはちょっとニュースにもなったけれど、第一はいいチームだったから。
この日、第一と北照、どちらかが甲子園に行くと思ったし、行ってほしかった。結果は第一。
第一の監督・菊池さんは私の2つ上で、第一高校のエースで四番、主将。しかも文理コース。文理コースは勉強が大変だから部活は出来ないとかいわれていたのに野球で活躍していたからかなり尊敬していた。
菊池さんは教育大の野球部でも活躍。教育大の分校戦で会って、ちょっと感動した。 当時から頭髪
そして更に、監督として選手を甲子園に連れていく。すごい人だ!